文部科学省主催の共生社会コンファレンスIN関東甲信越が1月17日に開催されました。東京都国分寺市の本多公民館を発信会場としてズームによるオンライン開催となりました。午前中の全体会では、文部科学省の小林美保・総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室長が政策の説明に立ち、基調講演として小林繁・明治大教授が「君と同じ街に生きて―インクルーシヴな学びへ」と題し、社会教育を中心とした障がい者の学びについての報告を行いました。さらに、みんなの大学校の引地達也学長が「コロナ禍におけるオンラインの学びの可能性―コロナ禍での障がい者のリモートの「学び」実践と工夫」と題したレクチャーを行いました。
午後は4つの分科会に分かれ各論を協議しました。分科会1は主に地域の公民館等を舞台にした学びの場を考えていく「障害者青年学級の学び~東京都特別区の事例から~」。分科会2は大学をはじめとする高等教育機関との連携を考える「知的制約のある人々の生涯学習支援に果たす大学の役割」。分科会3は就労継続支援B型事業所などが行う地域のカフェ等を舞台に学びを展開する「カフェを介した『共生の学び』の実践」。分科会4はみんなの大学校が参加した「当事者の言葉からデザインする新しい学び―『学ぶ』を体感する学生シンポジウム」でした。
コメント